マクロミクロの大自然の中で

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さて、お休みをいただきましてちょっと北の方に行って参りました。
初秋の奥入瀬渓流、紅葉にはまだちょっと早かったですが、鮮やかな緑と澄んだ水の流れ、そして心地よい水音とずっと吸い込んでいたい空気。とてもとても爽やかでどこまでも歩けそうな気分で久々の散策を楽しみました。

 

不思議なことに、森の中を歩いていると時折甘いわたあめのような匂いがしました。あとで聞いてみると、桂の木の葉のこと。9割が落葉樹で、たくさんの葉が落ちては地面に返り、を繰り返しているこの奥入瀬渓流の森ですが、その中でも桂の葉は一際甘い匂いを放つそうです。こんなに甘い匂いがする木の葉があるなんて、知らなかった〜

奥入瀬渓流は国立公園の中でも特別保護地区となっていて、落ち葉一枚持ち帰ることも禁止されているとのこと。自然現象で木が倒れたりしても、最低限の剪定をしたり監視はするものの、なるべくそのまま自然の状態を保つようにしているそうです。
奥入瀬渓流の中には、名前がついているものだけで滝が14個あり、各所みどころとなっていて多くの観光客、ネイチャーツアーの人が見られました。ネイチャーガイドの方の話で印象的だったのが、滝はいつかなくなってしまうもの、ということ。少しずつ水流によって削られて後退し、いつかは消滅してしまう。人類よりも遥かに悠久の時を過ごしている大自然であれど、やはり無限のものはないんだなと改めて思うと、ただぼんやりと眺めているときとはまた違う見え方がしたような気がしました。

そんなちょっと壮大な世界観を実感しつつ、奥入瀬渓流ではミクロな世界も楽しみました。それは、苔!!かわいいんです、これが!!

 

渓流の中でも苔テーブルとか、苔橋とか、橋や木のテーブルにびっしり生えた苔が有名ではありますが、よく見るとちょっとつんつんした胞子が生えていたり、そこに水分を含ませたりしていて、とても綺麗。
木が生えたものや、目玉がついて可愛くなった苔も売られています。か、かわいい…!よく見ると、渓流の中の岩にも苔が慎ましく生息しているので、迂闊に踏み荒らしてしまわないように歩くのに気を使いました。

気がついたら、けっこうな時間、歩数を歩いていましたがほとんど疲れを感じず。歩きやすい土の上を歩いたからなのか、ロルフィングのおかげで歩き方が変わったからなのか、爽やかで心地よい環境のおかげなのか。
気分がすっかりリフレッシュされて、身体も軽くなりました。やはり、たまにはこうして心地よい空間で好きなことをめいっぱいする時間が必要ですね。最近ちょっと忙しくてバタバタしていましたが、身も心もリセットされたような清々しい気持ちで、来週からまたロルフィングセッション、頑張れそうです。

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