解剖学のお勉強②

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週末は、解剖学のお勉強をして参りました。
解剖学の勉強の仕方は色々ありますが、私はやはり生身の身体をたくさん触って学ぶのが一番。人間の身体で同じものは一つとしてありません。いくら本やアプリで勉強しても、いざ触ってみると、場所が違う、形が違う、動きが違う。なので、こういった身体をたくさん触りながら改めて学ぶ機会は定期的に作っていきますぞ!

参加者は、20名弱くらい。現役の作業療法士やセラピストの方、ヨガやピラティス、ダンサーの方から、健康や身体に興味がある方など、色々な方がいらっしゃいました。
まる2日間、ペアワークが中心で肩甲骨や肩周り、骨盤まわり、足などの骨や筋肉をさわさわ。表面だけでなく、深層にある筋肉も登場するので、触り方にコツがあったり、そのコツは万人に通ずるものではなく人それぞれの骨格や筋肉のつき方によってアプローチの仕方を変える必要があったり、という点はロルフィングのトレーニング中に学んだことのとてもいい復習となりました。
 

同じ骨や筋肉の確認、コンディショニングの中でも複数人の身体を触ることができるので、これまたものすごく参考になります。対象の筋肉がどういうときに使われてどういう動きをするのか、どういう症状のときにアプローチするといいのか、またその周囲の関連する筋肉の動きなども含めて、入門編とはいえけっこうがっつりと確認できました。また、解剖学の復習という点だけでなく、先生の独自の解釈や考えなども織り交ぜられて話が進むので、新たな学びもたくさんありました。
一番印象的だったのが、「ボディイメージ」という言葉が多く使われていたこと。「身体に意識を向けて、自分の身体の部分がどんな形をしているのか?意識すること」を念押しされたこと。これ、ロルフィングのトレーニング中の序盤にもたくさん言われたことなんですよね。やはり、意識が向いていないと、ボディイメージもつきにくい。イメージがつきにくいと、その部分がどんな風に動かせるのか、の意識も鈍くなってしまいます。骨や筋肉を確認する際に、ボディイメージ」を持ってもらえるように促しながら触ること。具体的には、ゆっくりと、そして言葉に出して確認して促しながら触ることで、身体に意識を向けてもらうこと。これだけで、かなり身体の感覚、そして使い方にも影響するということを、改めて実感しました。
普段、セッション中に骨や筋肉の名前をクライアントさんに伝えることはあまりしていませんでしたが、「ボディイメージを持ってもらう」という目的のために、今後少しやってみようかなと思いました。

終わってみると濃い〜〜時間がほぼぶっ通しなのでぐったり疲れましたが、わかりやすい単語で小難しいと感じることなく進んでいくおかげか、あっという間の2日間でした。
同じ先生の他の講座に参加するか、また別の講座に参加するか、かなり悩ましいところです。こちらの講座はとてもわかりやすいだけでなく、先生の考え方がロルフィングので学んだことのコンセプトに近いのでもう一度参加したい反面、他の色々な先生の解釈や考えも聞いてみたいんですよね…!
人体はほんと、学べば学ぶほど際限がないというか、学ぶたびにわからなくなっていくようなところがあります(笑)。だからこそ、面白いのかもしれませんね。

そういえば、前は筋肉や骨の名前を英語で覚えるために必殺技風に叫んでいましたが、今は日本語なので淡々と呪詛のようにつぶやきながら家族の筋肉をつかんでいます。(必殺技風に叫んでの学習法については、前のブログの解剖学のお勉強①」に記載)

「肩甲挙筋、肩甲挙筋、肩甲挙筋…(ブツブツ)」
「烏口突起、烏口突起、烏口突起…(ブツブツ)」
「梨状筋、梨状筋、梨状筋んんん…(ブツブツブツ)」

必殺技風に叫んで肉を掴まれるのと、どっちがいいんだろう?(笑)
どちらにせよ、犠牲者はいつも家族です♪

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