妊娠中のボディワークの仕事①

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寒暖差が激しい日々が続いていますが、皆さま体調を崩されたりなどはしていませんか?

私はというと、今まで申し訳ないくらい超順調だった妊娠中の生活が、1月の上旬あたりから急に不具合が出てきてちょっと仕事にも支障が出始めています。_:(´ཀ`」 ∠):_
今週は特にセッションの延期をお願いすることが多く、ちょっと落ち込み中…ご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございません。

妊娠中の身体で生活する期間も人生でそう何回もあるわけじゃないので、備忘録がてらこの状況を書いておくのもいいかな、と思って気分転換にPCの前に座っています。
ひょっとしたら似たような不具合が起きてしまった誰かの役に立つ情報になるかもしれないし…!
個人事業主のボディワーカーの妊娠中のこととか、ましてや子宮筋腫合併出産のこととか、意外と情報出てこないですしね…

妊娠発覚から8ヶ月目までの身体

本当に、面白いくらい体調に変化はありませんでした。つわり…もなかったです、たぶん。
強いて言えば、すごく初期の頃に食の好みが変わったくらい。
食べ物の好みが、ちょっとお子ちゃま化しました(笑)。

今まではわりとさっぱりしたものが好きで、野菜や果物を中心に魚、赤身のお肉。和洋中なんでも好きだけど、やっぱり和食が好きでして。
揚げ物は元はそんなに得意じゃなく、炭水化物も少し控えめ程度、な食生活だったのですが、急に

おにぎりうめー!唐揚げうめー!!

みたいな日々が続き、特にお米の量が増えたかな。一気に体重が2kgくらい増えました(笑)。
かといって、食べないと気持ち悪くなる、という所謂「食べづわり」というわけでもなく、普段の食生活がちょっとガッツリ系に偏ったな、という程度のものでした。

なので、ロルフィングのセッションも平常通りできました。
コロナ渦の状況が続いていたこともあって、念のため1日2セッションのまったりペースでやらせていただいていたこともあり、体調を崩すことはほぼなく妊娠初期、妊娠中期を過ごすことができました。
そんな食べ物の好みの変化も、妊娠4ヶ月くらいで落ち着いてほぼ元通りになりました。やっぱり前よりも少し食欲はあったような気もしますね(笑)。体重管理?なにそれ、美味しいの?
運動は元々週2くらいでボルダリングに行っていたのがなくなってしまい、つわりもなく普通通りに食べていたので体重が減るというプロセスは一切なく、順調な曲線を描いて上昇してしまいました。

妊娠中期後半から急にお腹が大きくなってきて、靴下が履きにくくなったり、床に座りにくくなったり、どの姿勢でも寝にくくなったり、と不便は増えてきたものの体調には影響しませんでした。
ロルフィングのセッションではマッサージベッドに片足を上げて姿勢を安定させたりしていたので、それがだんだんできなくなってきたくらい。

そんな時間を過ごしながらも、せっかくだからマタニティロルフィングのセッションもできるようになりたい、と妊娠中の身体のことの勉強を始めたり、マタニティロルフィングを受けたりしておりました。
マタニティロルフィングについては、安定期に入った、というか体調がいい妊婦さんにはかなりオススメなので、また別途書きますね。

この頃は子宮筋腫の影響もまったくなく、平和に過ごしていたな…(遠い目)
いや、本当にありがたいことです。
我々個人事業主は、会社員と違って産休や育休は個人の裁量になってしまうし、各種手当てもまったく出ないので妊娠期間中に仕事ができるかできないか、ってけっこう大きいのではと思います。
特にロルファーのようなボディワーカーはあまりブランクがあると感覚も鈍ってしまいそうなので、私はあまり長く産休や育休を取ることは考えず、できる限りセッションを続けようと思っていました。

子宮筋腫って?

「子宮筋腫」は、子宮にできる良性の腫瘍のことです。
私の場合は、妊娠にも出産にもあまり影響がない「漿膜下筋腫」という子宮の外におっきなのが少なくとも2つできていました。
子宮筋腫がある状態で出産することを、「子宮筋腫合併出産」というそうです。

妊娠前で7cm、3cmだったのが、妊娠後は13〜14cm、6cmと巨大化してしまったので、けっこうなハイリスク妊婦のようです。
もうお腹を触るとはっきりと筋腫の形がわかって、ボコっと異様な形になっています。ちょっと気持ち悪い。
普通の産院では受け入れてもらえず、設備が整った総合病院でのみ受け入れ可能とのことでした。
なので、通常通る「自分に合った産院を選ぶ」というプロセスはなかったです(笑)。

けっこうな大きさの子宮筋腫でしたが、妊娠前はほとんど身体に悪さしていなかったんですよね。
この頃は外から触って筋腫の存在がわかるかわからないかくらいだったし、生理周期も正常でしたし、生理痛もなかった。
なので、子宮筋腫が見つかったときに婦人科の医師からも「手術するメリットは五分五分」と微妙なことを言われたので、手術はしませんでした。
それどころか、手術をしてもけっこうな確率で再発はするし、妊娠したら子宮破裂の確率もグンと高まります、なんて言われたのでまったく手術する気にはなれず…でした。

意外と長くなってしまったので、②に続きますね。

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