下記は以前のブログからの転記となります。
2017年4月時点です。
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前回書いた突発的弾丸旅行、スイスの続編となります。(チューリッヒ編の①はコチラ)
ちょっとチューリッヒからは遠いので諦めかけていましたが、日帰りのツアーを見つけたので思い切って行って来ました、ユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)!
チューリッヒ中央駅からバスで片道3時間ちょっと、朝8時集合で夜20時解散のこれまた弾丸ツアーです。
ツアーは英語で行われましたが、ガイドさんは非常にはっきりした英語を話すベテランじいちゃんでした。
1人で参加している欧米人、アジア人ファミリーなど客層はさまざま。バスの中からもかなりの絶景が見えます。
個人的には、行きは正面から向かって右側の窓側がオススメ。こんな絶景が見えました。走っている車内からの撮影なので、ガラスの反射や疾走感のある木が邪魔しているのはご容赦ください。
この山と湖の綺麗なこと綺麗なこと。
この疾走感のある木が邪魔している写真は、湖に浮かぶ小さな村とお城がどうしても撮りたくて連写したのですが、ちょっと木、木がね…
バスで2時間半ほど行くと、インターラーケン(Interlaken)という小さな町で休憩。
街自体はこじんまりとしていますが、電車でユングフラウに向かうときも、ここで乗り換えをするようでたくさんの観光客で賑わっています。
こちらもちょっと歩くだけで本当に気持ちがいい景色が広がっています。パラグライダーで飛んでいる人もたくさんいて、地上から見てこんなに綺麗なんだから、空から見たらさぞ綺麗だろうと思いながら眺めておりました。
ここで意外と重要なトイレ情報。
この街の公衆トイレは1CHF(スイスフラン)。
ドイツでも公衆トイレは有料だったので、この先どんどん高くなるだろうと予想していたのですが、この先のグリンデルワルト、ユングフラウヨッホでトイレは無料でした。なので、無理してここで行くことはないです…。
ツアーだとここで取られる時間はせいぜい45分〜1時間くらい。せっかくなので、景色を思う存分楽しみましょう!!ちょっとポップでファンキーにカスタマイズされた原付も、スイスの街並みだと妙に映えて見えます。
そしてグリンデルワルド(Grindelwald)、ユングフラウへの登山電車に乗る村へ。インターラーケンからはバスで20分ほど。
この駅には無料のトイレがあります。ここまで来ると、たくさんの観光客、スキー客でいっぱいです。登山電車は、山をよく見たければ左の窓側、山間の村や麓の景色を楽しみたければ右の窓側がオススメです。
3,000mを越えたくらいで一度景色を見るポイントがあり、登山電車も5分くらい停車してくれます。
運がいいことにこの日はとても天気がよく風もなくて絶景でした。
同じ時期でも、気温がマイナス25度、風速も40km/hを越えて外に全く出られないような日もあるようです。
一応事前に天候はチェックしてからツアーを予約しましたが、山の天気は変わりやすいですし、こればっかりは祈るしかないですね。
そしていよいよユングフラウヨッホ。
かなりの観光地化が進んでいて、まるでアミューズメントパークのようになっています。
最も高度が高いスフィンクス展望台、上下左右全てが氷に覆われた道を歩けるアイスパレス、コンクリートなどの人工的な道でなく、山の大地を歩けるプラトー展望台など、見て回るポイントが順序良く見れるようになっていて、ゆっくりまわっても1時間くらいで見ることができます。
スフィンクス展望台は外に出ると、下が見えるようになっているので、高所恐怖症の人はちょっとヒヤッとするかもしれません。
噂通り「ヨーロッパで一番高い位置にあるポスト」があったので、ポストカードとスタンプを買って家族や友人に送りつけました。
ユングフラウのスタンプが押されるので、喜んでもらえました。ただポストカードの種類はそんなになく、ちょっとイマイチなのでもしかしたらインターラーケンとかで素敵なポストカードを買っておいた方がいいのかも。
ポストは謎の日本風。
私が参加したツアーでは、このユングフラウヨッホで約2時間ちょっとの自由時間が取られました。展望台やアイスパレスなど全体をまわって1時間、ちょっと景色を見るためにプラプラしたり、ポストカードを書いたりして1時間。個人的には十分な時間だと思いました。
そして、帰りは別ルートの登山電車で麓へ。こちらも両サイド見所があったけれど、正面から左の窓側がオススメかな?
あの世界を飛び回っている女芸人、イモト様が登っていたアイガー(Eiger)、をはじめ、メンヒ(Mönch)、ユングフラウ(Jungfrau)が並んで見えるポイントもありますが、残念ながらiPhoneのカメラでは収まりきれず。
それにしても、この山間の村の人たちはこの景色を日常的に見てるのか〜と思うと、羨ましいなあ。もちろん非日常として見るからこその感動もあるでしょうが、なんか心穏やかな日常が送れそうですよね。