あっという間に2019年も3月。2019年の4分の1が終わろうとしています。
そしてあの大震災からもう8年も経つんですね。
時が経つとあのときに感じたことも忘れてしまいそうになりますが、やはり「あれから8年」の文字を見ると色々と思うことはありますね。
さて、私は定期的に人体に関する講座やワークショップに参加しては勉強を続けておりますが、自分が施術を受ける機会も定期的に作るようにしています。
それはロルフィングだったり、他の施術やメソッドだったり、様々ですが、他の方のメニューを受けることは本当に参考になることばかりなのです。
先週は、大先輩ロルファーである伊藤彰典さんのロルフィングを受けて参りました！
伊藤彰典さんとは？
伊藤さんは、学生の頃からトレーナーをされていて身体のことに関わる経験がとても豊富な方です。最近は私の趣味の一つであるクライミングのトップ選手である野口啓代選手、楢崎智亜選手にもロルフィングのセッションを提供されています。
（じわじわとクライマーたちにロルフィングが広まるといいな…広まれー）
普段は神戸で活動されていますが、頻繁に都内にも出張してセッションを提供しています。ありがたい！
ブログでは身体に関することや、ロルフィングについての解説がとても丁寧にわかりやすく書かれているので、よく参考に読ませていただいていましたが、セッションを受けるのは今回が初めてでした。
特に、ロルフィングの解説はとてもわかりやすく書かれているので、興味がある方はぜひぜひ読んでみてくださいね。（伊藤さんのロルフィングの解説はコチラ）
伊藤さんのロルフィングセッション
伊藤さんは非常に勉強熱心な方で、色々なメソッドを学ばれています。
最近はソースポイントやIMACをセッションに取り入れていて、セッションの形も以前とは変わってきているそうです。
ソースポイント、IMAC、以前からとても興味があるワードでした。
ロルフィングのいいところは、基本的な構成やゴールは決まっているものの、そこにいくまでのプロセスに自由度があるところです。
ロルファー（ロルフィングの施術者）によっては強めの刺激を入れながら組織にがっつり働きかける人もいれば、とてもソフトで触れているだけのような働きかけをする人もいれば、あまり身体には触れないという人もいるそうです。
ロルフィングを学んだときも、身体に対してアプローチするときに「どの方法が正しい」とか、「この方法が一番」などは誰も教えてくれませんでした。
それよりも、「目の前にある人間の身体を感じること。身体の声を聞くこと」と教わり、最初の頃は「だからそれってどうするんじゃい！！」とパニックになったことを覚えています（笑）。
とにかく、この方法が万人にとって最善！！というものはないと考えているので、クライアントさんのタイプによって使い分けができれば一番いいと思っていますが、伊藤さんはその使い分けの引き出しがとても多い印象がありました。
受けてみると、とてもとても不思議で穏やかなセッションでした。
ソースポイントはエネルギーワークで、身体全体がある一箇所に引っ張られている感覚、それが治まって身体全体が波打つ感覚、となんとも言葉では形容しがたい不思議な感覚がありました。
身体全体をスキャンして、違和感があるところを探して、身体を全体的に落ち着かせたり自然なリズムをもたらす効果があるそうです。
セッションの冒頭に取り入れるとロルフィングのセッションの効果を最大限に引き出してくれるそうで、確かに身体が深いリラックス状態に入っていく不思議な感覚を味わいました。
ちなみに、セッションの中で「痛い」と感じることは一切ありませんでした。
とてもソフトで繊細なタッチと動作で、正直何度かうとうとしながらとても穏やかな時間を過ごして、気がついたら全身が整っている、という有様でした。
ロルフィングは基本的に「筋膜を捉えて調整する」アプローチが多いと考えていましたが、まだまだ視野が狭かったというか、こんなアプローチでやることもできるのか…！と驚きました。
今後、自分が「どういうセッションを提供していきたいか？」を考える上でとてもとても参考になったセッションでした。
ソースポイント、IMAC、近々学びに行きたいです。
確定申告で、経費のうち研修費が占める割合が大きすぎてちょっと反省しましたが、その反省は置いておいて、学びに行きたいです。（大事なことは2回）
あああー学びたいことが多すぎるー！！