IMACのEROM(基礎編)参加してきました!

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コロナ騒ぎがまだまだ続いていますね。
申し込んでいたワークショップやレッスン系もほとんどキャンセルになってしまいました。
が、そんな中先週末の休日は無事開催されたIMACに参加して身体のお勉強をしてきました。
控えめに言ってとても面白かったので、備忘録的に書いておきます。

IMACとは?

ロルファーである佐藤博紀さんが考案されたIntegrative Movement Assessment & Conditioningのことで、可動域を通して全身の状態を把握し、制限がある部分を的確に評価、改善していく方法のことです。(詳しくはコチラ
オステオパシー、ソースポイント、ロルフィングに共通する概念で、全身のバランスが取れている状態であれば、身体の生理的機能(呼吸、自律神経、自然治癒力など)が適切に働くという考えが基本原則となっています。

私は今回こちらのEROM(Basic Courseの最初のクラス)に参加してきました。
IMACについてはロルファーの先輩である大塚英文さんのブログで知り、さらに去年伊藤彰典さんのセッションを受けてIMACの要素を体感してからずっといつか受けたいと思っていました。

・大塚さんのIMACについての記事はコチラ
・伊藤彰典さんのセッションについてはコチラ

しかし、開催は大体大阪…。日程の調整もなかなか難しく半ば諦めておりましたが、去年から東京でも開催されるようになり、もう勢いで申し込みました。

IMACに参加してみて

IMACは始まってからもう4年くらい経つそうですが、内容は最初の方と比べてとてもアップデートされているようです。
今回は可動域評価においても筋骨格系だけでなく、東洋医学の陰陽五行の要素も含まれており、新しく経絡の観点から全身を評価する、というポイントが今までにない経験で、正直とても大変でしたが面白かったです。

全身の可動域を評価する過程で、ここのこの動きに制限があったら、この経絡上に問題があるかも。試しにそう仮定して、その部分に関わるアプローチをすると、他の部分の可動域制限も取れたりするので、やっぱりここが最優先のポイントだったねー、と。
それが関係する筋骨格だけでなく、経絡の要素も入ってくるとまた今までとは異なる視点で見ることができて、それがとても新鮮でした。

デモではモデルクライアントさんの可動域制限があっという間にさらさらと取れていく過程が本当に面白かったです。
IMACの要素を取り入れると、普段ロルフィングのセッションで感覚に頼って組み立てている流れがより詳細に、そして明確になっていく!と確信しました。
なんて言うんでしょう、人に説明しにくかった部分が、説明できるようになる感じ。
ロルフィングのレシピは本当に理にかなっているというか、うまくできているのですが、身体の評価方法についてはロルファーそれぞれの感覚や視点を重視する部分が多い印象があるので、それをもっと標準化できるものになるのでは?と思います。

基礎編の上肢編、下肢編も受講したい…!(東京で開催してくださーい、ボソリ)
セッションに活かせるようになるにはまだまだ時間はかかりそうですが、まず経絡と関連する筋骨格を頭に叩き込んで、少しずつ身体の評価のときに混ぜ込んでいきたいと思います。

まず描いてイメージで覚えるタイプなので、久々にスケッチブックに筋骨格やら経絡やら描き出してみようかな…!

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