Supervision Workshop in Munich!!

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あっという間に約3週間のドイツ滞在が終わり、日本に帰国いたしました。
あと1回のMentoring Sessionについて、その他ふらっと行ったところの旅行記など書きたいことは溜まっていますが、まずはメインのSupervision Workshopについて書いておきます。

Supervisionは、ロルファーとして認定を受けた後1年後にある6日間のクラスで、新米ロルファーが1年やってみてどうだったか、改めて学びたいことや困っていることなどをシェアしつつ、学ぶ機会です。
2018年は6月、9月、12月のタイミングがあり、私は今回の6月で参加しました。
今回の人数は16名で、同じPhase3を卒業した人は6名。あとはModularと呼ばれる週末だけのクラスや、UKでのIntensiveクラスを卒業したメンバーでした。ほとんどがドイツ人で、UK、フランス、スイス、ベルギー、オランダから数名、アジア人は私一人という毎度おなじみの構成でした。
バックグラウンドも理学療法士、ダンサー、医師、ヨガの先生、大学の講師、などさまざま。
ロルフィングのトレーニングで好きなところの一つは、こうした国籍からバックグラウンド、何から何まで異なる人たちが集まることで色々な思想や価値観に触れられることだったりします。

先生はPierpaola Volponesというイタリア人の先生で、私は今回初対面。とてもフレンドリーで明るく活発な先生でした。
そして、英語が聞き取りやすい!(ここ私にとってはとても重要)
アシスタントのThomas Heinrichは、ドイツ人ロルファーで、初めてロルフィングトレーニングに参加したSpectrumのときにとてもお世話になった先生です。
クラスの雰囲気はパオラ先生とトーマスのおかげもあって終始和やかに、楽しい雰囲気でした。

学校の様子の写真を少しだけ。
大きな教室が2つあり、その他に事務室、更衣室兼休憩室、そしてキッチンがあります。
キッチンにはコーヒーやお茶がセルフサービス状態で常備されており、フルーツやドライフルーツやシリアルが豊富に置いてあります。
トレーニング中はどっと疲れることもあって休憩中は常になんか食べていました…
朝ごはんをここで済ませる生徒も多いようです。

教室の様子の写真もちらっと。

基本的には実技がほとんどの時間を占めるので、マッサージテーブルを「生徒の人数/2」で設置し、2人組でロルファー、クライアント役を交互に行って練習をしていきます。
ペアは基本的にそのときに自由に組むので、だいたいクラスの全員と一度は組むことになります。

今回は6日間のうち2日間は、外部からクライアントモデルが来て、今悩んでいる症状のカウンセリングから、2回のセッションを組み立てて行いました。
今回は全員の前で身体観察(Body Reading)を行い、自分の観察結果とセッションで何をゴールとするか、どういう戦術を組み立てるかを発表しました。
いやー、これがド緊張しまして、初回はボロッボロでした(笑)。
全員の視線が集中して緊張で頭がパーンとなり何も見えなくなるわ、英単語も出てこなくなるわ、で先生にえらい心配されました。
クライアントさんが少し繊細なタイプの方なこともあって、見立てていたクロージングの時間も足りず、最後かなり慌ててセッションを終わらせることになってしまい、とても反省の残る回でした。
2回目はそのクライアントさんと初対面ではないこと、英語にも慣れて来た(オイ)こと、全員の前での身体観察にも慣れてきたこともあり、比較的落ち着いてできました。
落ち着いているとセッション中もかなり落ち着いて自分のこともクライアントさんのこともよく見えたままセッションが行えました。
クライアントさんが繊細に色々と身体の感覚を感じ取ろうとしているのがよくわかり、いつもとは少し異なるやり方でゆっくりとアプローチを進め、最終的には

「あなたを家に連れて帰るわ!!」

とクライアントさんに言ってもらえました。
あー、初回の時はどうなることかと思ったけど、最終的にクライアントさんの要望に応えることができて本当に心から心底(しつこい)安心しました。
久しぶりに緊張状態からのセッションを経験しましたが、「Keep myself(自分を保つこと)」の大事さを改めて実感しました。
だから、ロルファーさんはヨガとか瞑想とか、自分を保つために色々やっているんだろうな。私も自分が保てないような状態になったときのために、何か見つけよう、と前から思っていたことを改めて思いました。

クライアントさんが来ないその他の4日間では、事前に生徒からあった質問を中心に、

・ロルファーとしての活動状況の共有
・10セッションのおさらい
・TouchとBody Useのおさらい(主に身体の使い方)

などの復習から、

・下腿(特に足部分、ひざ下部分)
・Body Reading(身体観察)
・骨盤エリア
・セッション8〜10について
・Scoliosis(脊柱側彎症)について
・Thorax(胸椎中心に脊柱エリア)、呼吸について
・腕、肘、手、特に腕に痺れがある場合の症状について
・傷がある場合の対処(Scar Work)について
・Trackingについて

など、特に生徒から質問があったエリアや症状を中心に実技を行いました。
最終日には生徒同士での交換セッションも行い、ものすごく濃い学びの時間となりました。

聞いていて面白かったのは、他の参加者の「ロルファーとしての活動状況」でした。
ヨーロッパのロルファーさんは各地で色々なワークショップにちょこちょこ参加していることが多く、Basic Trainingでは学べない技術を持っている方がほとんどで、ロルファー同士のネットワークもかなり強固なようでした。
また、EUという特色を活かし、一箇所だけでなく複数の国で、複数のセッションルームを掛け持ちして活動しているロルファーさんの多いこと多いこと。
週末は月〜水はイギリス、水〜金はドイツ、週末は基本的に休みだけど住んでいるのがスイスなので、常に行き来している、なんていうツワモノもいました。
あとはドイツやイギリスなどではクリニックのシェアオフィスが多いので、近所のクリニックで空いている部屋を片っ端からキープしている、という方もいました。クリニックのシェアオフィスは信頼度が高いので、クライアントも来やすく集客には困らないそうです。
また、保険が効く制度を生かすために元々の仕事だった理学療法士をメインに活動し、ロルファーとして活動するものの「ロルフィング」はあくまでパートタイムとして活動している、という方もいて、日本とは色々と状況が異なり聞いていて面白かったです。

今や偉大なロルファーの一人であるパオラ先生も、彼女がロルファーになった当時はSNSどころかネットもそこまで発達していない時代だったので、毎月「ロルフィングとは何か?」の説明会を開いていたそうです。
月によっては3〜4人、月によっては0、というお世辞にも盛況とはいえない状態が続いたそうですが、毎月やる、それを続ける、ということが大切で、まずは「ロルフィングを知ってもらうこと」、そして頭の片隅にでも入れてもらえれば、20年後のクライアントになるかもしれないからね、とにこやかに話してくれたのがとても印象的でした。
よし、私もやっぱり毎月説明会やろう…!と改めて決意した、単純思考なワタクシでした。

今後ドイツに行く機会としては、Movementのトレーニング、またはAdvanceのトレーニングとなります。
Movementは今のままだと日程的に参加するのがなかなか難しく、どうしたもんかなと思っていますが、Advanceに行く前に取りたいと思っているので受けるタイミング、場所を模索中です。
Advanceはロルファーとして認定後3〜7年後で受けることになるので、まだ少し猶予があるので、ゆっくり考えようかな。
ドイツの環境やERAの学校の雰囲気は、日本で色々なものに忙殺されている日常で忘れかけていたことを色々思い出させてくれることもあり、定期的に訪れて学びの機会を得たいと思います。

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